当院の特徴
当院内視鏡検査・治療の特徴
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鎮静薬を用いた苦しくない内視鏡検査を実践しています。
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早期癌の発見に有用な最新のNBI(Narrow Band Imaging :狭帯域光観察)内視鏡を導入しています。
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大腸ポリープに対し、日帰りで内視鏡的ポリープ切除を行っています。
内視鏡検査の目的と方法
上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)
【目的】
上部消化管(食道、胃、十二指腸)にできる病気(炎症、潰瘍、ポリープ、癌など)を見つけ、診断を確定させます。また、小さいポリープの切除や異物除去などの治療にも用いられます。
【方法】
胃の中を見やすくするためにシロップを飲んでから、のどをスプレーの麻酔薬で麻酔します。楽に検査が受けられるように鎮静薬の注射をして少し眠くなった状態で検査を始めます。内視鏡を口から挿入し、胃の中をくまなく観察します。必要ならば小さな組織を採取して、顕微鏡検査で良性か悪性かを判断します。痛みはありません。検査終了後は、のどの麻酔や鎮静薬の効果が切れるまで1時間程度回復室で休んでいただきます。
下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)
【目的】
大腸にできる病気(炎症、潰瘍、ポリープ、癌など)を見つけ、診断を確定させます。また、大腸ポリープ、早期大腸癌などの治療にも用いられます。
【方法】
腕から点滴を行い、そこから検査が楽に受けられるように、鎮静薬または鎮痛薬を投与します。内視鏡を肛門から挿入し、大腸の中をくまなく検査します。必要ならば小さな組織を採取して、顕微鏡検査で良性か悪性化を判断します。痛みはありません。検査終了後は、鎮静薬の効果が切れるまで1時間程度回復室で休んでいただきます。大腸ポリープ切除を日帰りで行っています。日帰り手術で危険性のない大きさのポリープに限って切除いたします。詳細は、手術の前に医師より説明させていただきます。
【前日および当日】
良い検査を行うためには大腸の中をきれいにして見やすくすることが大切です。そのために前処置が必要になります。前日夜9時に下剤を服用していただき、当日朝から腸の洗浄液を2リットルほど飲んでいただきます。
※鎮静薬または鎮痛薬を使用しますので、当日は車、バイク、自転車の運転をお控えください。
禁煙外来
タバコをやめたいと思いながらも、なかなかやめられないという方は多いと思います。
現在、喫煙者の実に70%がタバコに含まれるニコチン依存症であるというデータがあります。
当院では、個々の患者様へアドバイスを行いながら二人三脚での禁煙治療を行います。
治療方法としては、ニコチンを含まない飲み薬の処方を致します。これはニコチン切れ症状を軽くするだけでなく、タバコをおいしいと感じにくくする効果を併せもつので、楽に禁煙することができます。
ニコチン依存症に係るスクリーニングテスト(TDS)にてニコチン依存症と診断され、1日の喫煙本数に喫煙年数を乗じた数(ブリンクマン指数)が200以上であること等の要件を満たす方は保険適用での治療が可能です。
尚、薬局での薬剤費についても同様に保険が適用されます。
禁煙補助剤「チャンピックス」による禁煙治療は12週間です。(計5回の診察)
保険診療ですと、12週間での自己負担の総額は約1万9000円程度となります。
ファイザーのウェブサイト『 すぐ禁煙.jp』にも詳しく書かれています。